基本補正 階調と外観

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階調と外観は、全体の「明るさ」「メリハリ感」「鮮やかさ」を整える機能です。

レタッチの基本部分であり、写真の印象を大きく左右します。但し、レビュー写真を仕上げる場合は、補正しすぎると実際の色(正確な色)から遠ざかってしまいます。ここで大きな補正が必要になる場合は、カメラの設定とライティングを見直す必要があります。

Lightroomは上の項目から順に操作する様に設計されていますので、上の項目から順に補正するのが基本です。

ヒストグラムのインジケーターをONにする

必須ではありませんが、ヒストグラムの左右上角にあるインジケーターをクリックしてONにする(白い枠線が表示される)と、「白とび」及び「黒つぶれ」している箇所が写真上で表示されます。白とびしている箇所は赤く、黒つぶれしている箇所は青く表示されます。

ヒストグラムのインジケーターをONにする

左のインジケーター「▲」は黒つぶれ、右のインジケーター「▲」は白とびを表示しています。インジケーター「▲」がグレー以外の色で表示されている時は、写真のどこかで白とび及び黒つぶれが起きています。レタッチする際の目安にします。

階調と外観の調整

右パネルの基本補正「階調」と「外観」から調整を行います。

階調と外観の調整

今回調整したのは以下の項目です。

  • 明瞭度+5

まず最初に、露光量で写真全体の明るさを調整します(今回は未調整です)。

露光量を調整した後、白とびは「ハイライトと白レベルを下げる」、黒つぶれは「シャドウと黒レベルを上げる」ことで階調を復元できることがあります。また、シャドウのプラス補正は、光が上手く回り切らなかった部分(影のきつい部分)の階調を引き出すのに重宝します。

明瞭度は、部分的にコントラストを高められる機能で、写真全体のコントラストを変えずに、シャープな印象に仕上げる効果があります。

レビュー写真の場合は、数値を大幅に調整することはありません(変更しても±5~10程度です)。ここで大幅な調整が必要になる場合は、一度カメラの設定やライティングを見直して下さい。

露光量 写真全体の明るさを左右する要素。主に中間調の明るさを補正する項目。
コントラスト 写真のメリハリやくっきり感を演出する要素。主に中間調の明るさ部分を補正する項目。
ハイライト 中間調ともっとも明るい部分のあいだの領域を補正する項目。
シャドウ 中間調ともっとも暗い部分のあいだの領域を補正する項目。
白レベル もっとも明るい部分を補正する項目。
黒レベル もっとも暗い部分を補正する項目。
明瞭度 全体のコントラストを大きく変化させずにメリハリをつける機能。
彩度 写真全体の色の鮮やかさ(濃さ)を補正する項目。
自然な彩度 写真全体の色の鮮やかさ(濃さ)を補正する項目。もともと色鮮やかな部分にはあまり影響しない。

補正前後の比較

補正前 補正後
  • プロファイル(カラーチャートで作成)
  • レンズ補正
  • ホワイトバランスの調整
  • トリミング
  • プロファイル(カラーチャートで作成)
  • レンズ補正
  • ホワイトバランスの調整
  • トリミング
  • 階調と外観の調整

トーンカーブ

2016.11.24