光をやらわかく&きつい影を薄くする「ディフューザー」の効果と使い方

scofield
ディフューザーは、被写体と光源の間に置き「光を拡散&やわらかくする」ために使います。

光を拡散させることで、本来影になっていた部分に光をまわすことができます。また、光をやわらかくすることで、ハイライトや影を薄くすることができます。フィギュア撮影では、意図的な演出効果を狙っている場合を除いて、照明機材の光を直接当てることはありません。必ずディフューザーを使います。

ディフューザーには、「トレーシングペーパー」や「乳白色のアクリル板」を使うのが一般的ですが、フィギュアの包装紙やスーパーのレジ袋で代用することもできます。効果は材質や厚みでも変わりますが、一番重要なのは「光源からの距離」です。

ディフューザーは、「光源から遠いほど、被写体に近いほど」ディフューズ効果が高くなります。

撮影環境(デフューザー)

ディフューザーなし

ディフューザーなし

ディフューザーあり

ディフューザーあり

ディフューザーなしとディフューザーありを比較

ディフューザーを使うだけで光が拡散され(光がやわらかくなり)、きつい影やハイライトがなくなります。

ディフューザーなしとありの比較

ディフューザーの枚数による効果の比較

左は光源に「乳白色のアクリル板」を1枚被せた写真、右は2枚被せた写真です。

ディフューザーの枚数による効果の比較

ディフューザーを重ねても、光量が落ちるだけで効果はほとんどありません。

ディフューザーの距離による効果の比較

左は光源側にディフューザーを設置した写真、右は光源と被写体の中間にディフューザーを設置した写真です。

ディフューザーの距離による効果の比較

ディフューザーは、光源から離すほど(被写体に近づけるほど)効果が増します。

最後に

ディフューズ効果が弱いからといって、トレーシングペーパーを何枚も重ねたり、分厚いディフューザーに変えても、効果は大して変わりません。光量が落ちるだけです。ディフューズ効果を上げたい時は、ディフューザーを光源から離して下さい。

但し、ディフューズしすぎるとハイライトや影も薄くなり、1灯では単調でのっぺりした写真になってしまうので注意が必要です。