正確な色再現を実現できるX-rite ColorChecker Passportの使い方

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ColorChecker Passportを使えば、「正確な色の再現」と「ホワイトバランスの調整」が同時に行えます。

少し高価な機材ですが、これ一つで色の再現に関する悩みが劇的に改善されます。ホワイトバランスを調整したのに写真の色が実物と違うと悩んでいる方や、レタッチで色調整に時間をかけている方にお勧めです。

ColorChecker Passportは、カメラ、レンズ、照明、環境によって左右される色情報を調整し、正しい色に近づけるカラーマネジメントツールです。但し、対応ソフトウェアは「Adobe Photoshop Raw Plug-in」「Adobe Photoshop Lightroom」「DaVinci Resolve 12」に限られています。

X-rite ColorChecker Passportの効果を比較

左はCamera Standardのプロファイル、右はColorChecker Passportで作成したプロファイル、どちらもホワイトバランスは調整してあります。

プロファイル(カメラ標準)を変更すると色味も変わりますが、ColorChecker Passportで作成したプロファイルが一番正確で綺麗な色が出ます。

X-rite ColorChecker Passportを使い方

  1. 付属のCDからソフトウェアをインストールする
  2. 本番カットと同じ環境下でX-rite ColorChecker Passportを撮影する(RAWファイルで保存)
  3. 対応の現像ソフトでDNGプロファイルを作成する
  4. 現像ソフトを再起動する
  5. 作成したプロファイルを選択する
  6. ホワイトバランスを調整する
  7. 本番カットに設定をコピーする

Lightroomで実際に使ってみる

Lightroomとは?

2016.11.24

X-rite ColorChecker Passportを撮影したRAWファイルを開き、右クリックから「書き出し」を選択します。

※DNGで書き出してから、ColorChecker Passportツールで作成することもできます。

書き出し先に「X-Riteプリセット」を選択し、識別できる様にプロファイル名を入力して書き出しをクリックします。

プロファイルが正常に作成できたら、Lightroomを再起動させます(再起動しないとプロファイルが追加されません)。

※極端に露出がずれている場合(白とびや黒つぶれがひどい)は作成に失敗します。

最後にカメラキャリブレーションから作成したプロファイルを選択し、ホワイトバランスの調整を行って本番カットにコピーします。

最後に

X-rite ColorChecker Passportを使えば、色の悩みが劇的に改善されます。少し高価ですが、その価値は十分にあります。