アイプリの反射(写り込み)を防ぐ「PLフィルター」の効果と使い方

scofield
フィギュア撮影をしている時、「アイプリの反射(写り込み)」はとても厄介です。

アイプリの反射(写り込み)を防ぐ方法は、「ライティング(照明及びレフ版の位置)を変える」「黒い紙や黒いレフ版を使って写り込みを防ぐ」「PLフィルターを使う」方法がありますが、僕はライティングとイメージを崩したくないので、黒いレフ版を使って写り込みを防ぐ方法をとっています。

PLフィルターは、レンズに取り付けて固定する後枠部分と、360度回転する前枠部分の二重構造になっています。

レンズに取り付けた後、前枠部分を回転させ、一番暗くなったところが最も効果のある位置です。また、反射除去効果はフィルター前枠部分の位置で調整できるので、アイプリの反射やハイライトを液晶で確認しながら調整します。

但し、全ての方向からの反射を同時に除去することはできません。特定方向からの反射にのみ効果を発揮します。

メリット デメリット
PLフィルター
  • 反射除去効果
  • 色彩コントラスト効果
  • 真正面(90度)からの撮影や金属面の反射に効果がない
  • 意図しない部分の反射(写り込み)も消える
  • 露出が下がる(暗くなる)
PLフィルターの使い方

PLフィルターなし

PLフィルターなし

左目のアイプリが反射(写り込み)しています。

PLフィルターあり

PLフィルターあり

PLフィルターの効果を最大にしてアイプリの反射を除去しています。

今回使用しているPLフィルター「Zeta EX サーキュラーPL」の場合、シャッタースピードを1段遅くして大体同じ露出になります。

写り込んでいる部分に黒いレフ版を置く

写り込んでいる部分に黒い紙や板を置く

PLフィルターを使わず、アイプリに写り込んでいる部分(デフューザー)に黒いレフ版を置いて撮影しています。

PLフィルタは意図しない反射(写り込み)も除去してしまう

PLフィルタ比較

髪の毛のハイライトを見てもらうと違いが分かり易いと思いますが、PLフィルターはアイプリの反射(写り込み)だけをピンポイントに消すことはできません。髪の毛のハイライト等、意図しない部分の反射まで除去してしまいます。せっかく組んだライティングのイメージを損なう可能性もあるので、使う時は注意が必要です。色彩コントラストの効果については、ColorChecker Passportを使えば特に効果を感じませんでした。

最後に

ライティングを自由に変えられる自宅のフィギュア撮影では、必ずしも必要な機材ではありませんが、一つ持っておくと撮影の幅が広がります。